スーファミでジャズっぽいサウンドを奏でる


Taco(仮称)のサウンドですが、そろそろ実装する音楽のバリエーションを増やしていきます。

デジゲー博ではプレイアブル版として、ゲーム画面では1つの楽曲がエンドレスにループし続けるという仕様にして頂いてました。実はこれ、最終的にはステージの場所と時間帯が変わる度に、音楽も変えようということになっています。

夜の都会のステージ

実装済みのステージ音楽は青空の背景をイメージしたものだったので、次は夜の都会の音楽を試作してみました。内容については、グラフィックデザイン担当の豊井さんとの会話で「夜の都会のステージは猫とタコのコミカルな様子よりも、ジャズのような音楽で背景に合わせる」という方向性を決めています。

上記の動画はgyuqueさんにお願いして、PPSE部さんのC700からWAVEファイルに書き出した音源を効果音のみのゲーム画面に合わせてもらったものです。いきなり実機用のデータまで作り込むのはリスクがあるので、音楽も試作の段階では、こうしてゲームに合うか確認してもらっています。

試作の音源ではシンセの和音が前に出すぎているので、もう少し調整したいところです。

ブラシの音を表現する

個人的にジャズといえば、ブラシというぐらいにはブラシの音が好きです。

今回の方向性にマッチしていたので楽曲に含めたのですが、これはホワイトノイズからエンベロープと音量の値を調整して作ってみました。ブラシの音ってホワイトノイズに似てるんですよね。関係ない話ですが、EDMとかのシュワシュワ鳴るやつもこれがルーツなのかなとか考えたりします。

こうしてスーファミのPCM音源ではサウンドメモリの容量や、サンプリングデータの読み込み時間を考慮しなければならないので、音色がもつキャラクター性を見極めて音作りを進めることも重要です。

例えばハイハットの音色は既にサウンドメモリに読み込んであるシンバルの音色からエンベロープの値を調整して作るとか、そんな感じです。

演奏ではなく作曲をするために、わざわざ演奏を教えてもらうための資金もないので、ブラシの音を作るにしてもYouTubeで演奏しているところを見るしかないわけですが、いい時代になったと思います。